【患者さん】 男性
【主 訴】 両耳の耳鳴
【来院時の詳しい症状】
1年前から両耳の耳鳴がある。
耳鳴は一日中鳴っており高音や低音の耳鳴り。
アルコールを飲んだ翌日は症状がひどくなる。
耳鳴が気になるせいか入眠に2時間程度を要する。
【鍼灸治療と経過】
耳鳴の軽減を目指して鍼治療を行った。
初診 11月12日 足のツボ 手のツボ 腰のツボ 合計6箇所に鍼治療を行った。
2診 11月18日 耳鳴の自覚量 10→7に軽減。 左右の耳鳴のバランスが変化し、
一方が大きくなると、他方が小さくなる傾向が見られました。
3診 11月23日 2日前に左の肩こりが強くなった時に耳鳴も強くなった。 肩こりの治療もして肩こりはその場で軽減。
4診 11月27日 肩こりはなくなったが耳鳴は2診目以降、変化なし。 方針を変更して鍼治療を行う。
5診 11月30日 前回帰った後耳鳴が楽になり 10→2くらいに軽減した。 今は左耳 10→2 右耳 10→5
夜もすぐ入眠することができた。とても改善を実感しているとの感想。
6診 12月5日 左耳は治療をした後はかなり調子が良くなる。 今は左耳10→2 右耳10→7
夜はすぐ入眠することが継続してできている。
7診 12月10日 左耳はかなり良い。ほどんど気にならないが飲酒すると必ず出てくる。 右耳も当初よりは良くなっている。10→5
入眠もいい状態が続いている。
7診目までの経過としては
左耳の耳鳴 ほとんど気にならない日も出てきているが
飲酒すると必ず出てくる。
右耳の耳鳴はまだ一日中鳴っているが
音量が下がり当初の辛さを10とすると10→5
睡眠に関しては4診目以降、すぐ入眠することができるようになり
約2週間いい状態で過ごすことができている。
また経過が分かり次第追記します。
【使用したツボ】
足の少陰腎経 手の太陽小腸経
足の太陽膀胱経 足の少陽胆経
足の陽明胃経
【使用した鍼】
寸3‐2番