院長ブログ

2023.06.09更新

坐骨神経痛

 

 

患者さん】 70代 女性

季節】   春

主訴】 左大腿部~左下腿部にかけての痺れ・痛み

来院時の詳しい症状

2か月前から左大腿部~左下腿部にかけての痛み・痺れが続いている。

症状は、午後にかけて強くなる。買い物中などが特に辛く、座って休むと楽になる。

仰向けで寝ると腰が辛く、仰向けで寝れなくなった。

整形外科では、坐骨神経痛と診断され、湿布を出されたが、湿布を貼ると

体調不良になることが続いた為、鍼灸治療をしてみようと思い来院した。

鍼治療と経過

左大腿部~左下腿部にかけての痛み・痺れ緩和を目指して鍼治療を行った。

鍼治療は、毎回 6~8本ほど  腰に1~2か所 後は手足のツボに鍼をした。

1診目 うつ伏せで治療を始めたが、痺れ・痛みが強くなった為、横向きに体勢を変えて行った。

2診目 2日後 鍼治療後 左膝内側に痛みがでた 症状は変わらず

3診目 3日後 腰の重さが抜けた感覚。大腿部~下腿部の症状は変わらない

4診目 3日後 痺れの位置が外側から前脛骨筋(胃経)ラインに。症状の辛さ 10➡3くらいに。

5診目 3日後 10➡2 症状はあるが強さが減ってきて生活が楽になってきている。

6診目 3日後 前回と変わらない ※この日以降 週1回の治療に

7診目 5日後 前回と変わらない

8診目 7日後 前回と変わらない

9診目 7日後 一日だけ大腿に強く症状出る日があった。その日以外は10➡2のまま

10診目 7日後 気にしないで過ごせる時間が増えている。 10➡1 仰向けで寝ても痛くなくなっている

11診目 7日後 2.3日前から更に気にせず過ごせる時間が増えている。痛み・痺れというより違和感に変わっている。次の治療以降 2週間に1回のペースに

12診目 約2週間後 痛み・痺れなく過ごせている。右足と比べると重い感じはする。

13診目 約2週間後 痛み・痺れなく過ごせている。違和感もない。一日、掃除でかなり身体に負担になる日があったが下肢の症状は再発せず、翌日に少し腰が筋肉痛になる程度だった。

患者さんと話し合い、ほぼ1カ月症状の再発がなく過ごせている為、

症状が出たら早めの来院を促し

この日で略治とし治療を終了した。

 

使用したツボ

手先 足先 肘 腰 のツボ

 

 

 

投稿者: 當山鍼灸院

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