【患者さん】 女 性
【季 節】 夏~冬
【主 訴 】 左耳突発性難聴後のつまり感や耳鳴りなど
【来院時の詳しい症状】
来院日の、約7ヶ月前に左耳の突発性難聴を発症した。
入院し、点滴治療 通院し高気圧酸素治療をした。
発症から約7ヶ月 現在の症状は
・音が割れる・響く・雑音があるところがつらい
・詰まった感じ・こもった感じ
・耳鳴り(シャーと言う音)が続いている
聴力は500hzと1000hzが45db付近に低下がみられる
【鍼灸治療と経過】
耳の症状の軽減を目指し
毎回7本ほど、手や足 臀部 頭に鍼治療を行った
結果からいうと全45回 週二回のペースで頑張って通ってくれたが
症状は残存してしまった。
経過
2診目 ちょっと調子がいいかも
3診目 2日間は詰まりも耳鳴りも小さく快適に過ごせた
6診目 響く感じも気にならなくなっている
7診目 治療間隔があくと元に戻ってくる
9診目 10⇒2 と調子良い
10診目 季節の変わり目の影響か10⇒6とつまり感悪化
12診目 スーパーにいると気持ち悪かったのが気にならなくなっている
13診目 10⇒2 と調子良い
13診目以降も、季節の変わり目や寝不足があると症状の悪化がみられた。
良くなったり悪くなったりを繰り返して45診目で治療を終了した。
最終的には
響く感じ 調子が良いときは気にならないが悪いと気になる
スーパーにいると気持ち悪かったのはなくなっている。
つまり感も10⇒2の比較的調子が良い日が増えたものの
調子が悪い日もある。
耳鳴りは小さくなることもあったが一番変化がなかった。
鍼をするとその後は調子が良いことが多かったが長続きしない。
逆に詰まり・耳鳴りが強くなる日も1回あった。
変化がない日も6回あった。
長いこと来てくれたが症状が残ってしまい申し訳ありません。
また症例ブログに掲載の許可も頂きありがとうございました。
【使用したツボ】
督脈 太陽膀胱経 少陰腎経 陽明大腸経 陽明胃経 少陽三焦経 少陽胆経 など