院長ブログ

2023.10.04更新

開業以来、コツコツと続けていた症例ブログですが、なにやらホームページに

症例を載せることが法律的にダメになりそうになってきました。

まだ決まったわけではなさそうですが、念のため、一旦 休止とさせていただきます。

 

せめて過去に書いたブログは残して良いという方向になってほしいものです。

ブログは方向転換して続けていきたいと思います。

 

 

 

投稿者: 當山鍼灸院

2023.09.02更新

肩の痛み

 

患者さん】 男性

 

季 節】  夏

 

主 訴】 右肩の痛み

 

来院時の詳しい症状

2週間前の引っ越し作業後から、右肩全体に痛みが出ている。

特に辛いのは、歩行時に肩の痛みがでること。

髭剃り動作も辛い。可動域は制限なく動かすことができる。

病院に行ったが、症状が徐々に強くなってきた為、

鍼灸院に来院した。

当日は、初めて夜間に肩の痛みがあり目が覚めた。

 

鍼灸治療と経過

右肩の痛み軽減を目指し鍼治療をおこなった。

鍼は、背中、手先 下腿部に 合計7か所 

鍼治療中は、痛い所に痛みが再現されるような感覚があった。

 

2診目 5日後 治療直後~2時間程 肩に直接治療はしていないが、

肩がポカポカしていた。日に日に良くなる感じがして、

来院日は、久しぶりに朝から歩行時の痛みがなく過ごせている。

同様の鍼治療。

 

3診目 1週間後 症状なく過ごせている。

状態が安定しているので、辛いときは早めの来院を促し、

3診目で略治とし終了となった。

 

使用したツボ

背中 手先 下腿部

投稿者: 當山鍼灸院

2023.09.01更新

頭痛 症例

 

【患者さん】 女性

 

【季節】   夏

 

【主訴】   頭痛・吐き気

 

【来院時の詳しい症状】

元々、疲れがたまると頭痛が出やすく、今回は頭痛が出て、三日間症状が

続いている。来院時は、頭痛だけじゃなく、吐き気症状も出ている。

育児中の為、睡眠があまりとれていない。

頭痛は左の側頭部が痛む

 

【鍼治療と経過】

頭痛の軽減・吐き気症状の軽減・身体の疲れが取れることを

目指し鍼治療を行った。

鍼治療の場所は、手先 下腿部に合計5か所 鍼をし30分休んでもらった。

30分後 鍼を抜き確認すると、頭痛・吐き気症状、その場では消失したので

このまま様子をみて辛いようであれば、早めの来院を促し終了した。

 

2回目 1週間後 鍼治療の後から、頭痛・吐き気症状は治まったまま過ごせている。

頚の側面に凝り感があり来院された。 頚の凝り感は、頭痛に繋がる恐れがあるので

頚の緊張が取れるように鍼治療を行った。

 

今後も疲れや、頚の緊張感が出ると、頭痛の再発の恐れがあるので

来ていただけるなら気を付けて診ていきます。

 

【使用したツボ】

手先  下腿部のツボ 五ヶ所

投稿者: 當山鍼灸院

2023.08.09更新

ぎっくり腰

患者さん】 男性

季 節】  夏

主 訴】 ぎっくり腰

来院時の詳しい症状

元々、別の症状で通院されている患者さん。台風が去りその後片づけ中に

右腰を痛め、その日の夜に来院された。

症状は、歩行時の痛み、椅子からの立ち上がりに右腰に痛みがある。

 

鍼灸治療と経過

右腰の痛みの軽減を目指し、鍼治療を行った。

背中 臀部 下腿部 全6か所に 鍼を行い動きを確認した。

歩行時痛は、今は感じない。椅子からの立ち上がりは軽くなったもののまだ痛む

この日は、「痛みがあるうちは無理をしないように、治療も痛みがあるうちは続けた方が良いと」伝え

治療を終了した。

2診目 2日後 次の日には良くなっていて、今日も30㎏する物を動かしたりする作業もできた。

念のため、鍼治療に来院してくれた。

再発に気をつけながら今後も様子をみていきます。

 

使用したツボ

背中 臀部 下腿部

投稿者: 當山鍼灸院

2023.07.11更新

左耳の閉塞感

 

患者さん】 女性

季 節】  春

主 訴】 左耳の閉塞感 左耳の痛み

来院時の詳しい症状】 

約2週間前よりに左耳に閉塞感が出ている。左耳の痛みはそれ以前から出ている。

左耳の閉塞感は特に起床時に強く感じる。聴力も少し落ちているとのこと。

4年前にも突発性難聴と診断されたことがある。

本人的には鼻詰まりから耳の閉塞感に繋がったと思っている。

病院で突発性難聴と診断され経過をみて入院を勧められたが、諸事情で入院はしたくない為、他の改善方法を

求めて当院に来院した。

 

鍼灸治療と経過

左耳の閉塞感・痛みの緩和を目指して鍼治療を毎回6~7本ほど行った。

1診目 その場は閉塞感がとれたように感じた

2診目 2日後 治療の次の日は、耳の調子 良かったが今日は耳の閉塞感が続いている

3診目 2日後 2日間 朝の閉塞感出ていない。閉塞感出る時もあるが調子が良くなってきている。

鼻の調子も良い。

4診目 3日後 調子良い 感覚的に10➡1 左耳に出る痛みも減ってきている。昨日、道を間違えてイライラした時に耳の詰まりがでた。

5診目 2日後 10➡0.5くらい 今日仕事終わりは少し閉塞感があった。左耳の痛かったところほんの少し芯が残っているような感覚

6診目 2日後 前回終わってお家についたころから、閉塞感がでてしまい2日間 続いている

7診目 2日後 とても調子が良い

8診目 今回は8日後 調子が良かったので間隔をあけてみた。疲れてくると耳にボーっとする感覚がある

9診目 5日後 治療の翌日は一日だるさがあった。耳の調子は良くほぼ10➡0 ただ1日1回はボワンとする

10診目 5日後 同じ感じ

11診目 2日後 ボワンとした症状もなく2日間 全く耳の症状出なかった。

12診目 5日後 耳の調子良く過ごせている。

 

11診目以降は耳の症状なく、今の所過ごせている。今後も来院してくれるとのことなので

今後も耳の症状が出ないようにみていきます。

 

12診現在の本人の感覚的には 

・左耳の閉塞感・痛み出なくなっている

・鼻詰まりがなくなっている

・治療翌日にだるさが出ることがある

・鍼をする度に日に日に元気になっている実感がある

・肩の痛みがあるのでそこもよくしてほしい

 

※追記  その後 18日経過しているが耳の症状は全く出ていない。

使用したツボ

臀部 下腿部 手先 など

 

投稿者: 當山鍼灸院

2023.06.09更新

坐骨神経痛

 

 

患者さん】 70代 女性

季節】   春

主訴】 左大腿部~左下腿部にかけての痺れ・痛み

来院時の詳しい症状

2か月前から左大腿部~左下腿部にかけての痛み・痺れが続いている。

症状は、午後にかけて強くなる。買い物中などが特に辛く、座って休むと楽になる。

仰向けで寝ると腰が辛く、仰向けで寝れなくなった。

整形外科では、坐骨神経痛と診断され、湿布を出されたが、湿布を貼ると

体調不良になることが続いた為、鍼灸治療をしてみようと思い来院した。

鍼治療と経過

左大腿部~左下腿部にかけての痛み・痺れ緩和を目指して鍼治療を行った。

鍼治療は、毎回 6~8本ほど  腰に1~2か所 後は手足のツボに鍼をした。

1診目 うつ伏せで治療を始めたが、痺れ・痛みが強くなった為、横向きに体勢を変えて行った。

2診目 2日後 鍼治療後 左膝内側に痛みがでた 症状は変わらず

3診目 3日後 腰の重さが抜けた感覚。大腿部~下腿部の症状は変わらない

4診目 3日後 痺れの位置が外側から前脛骨筋(胃経)ラインに。症状の辛さ 10➡3くらいに。

5診目 3日後 10➡2 症状はあるが強さが減ってきて生活が楽になってきている。

6診目 3日後 前回と変わらない ※この日以降 週1回の治療に

7診目 5日後 前回と変わらない

8診目 7日後 前回と変わらない

9診目 7日後 一日だけ大腿に強く症状出る日があった。その日以外は10➡2のまま

10診目 7日後 気にしないで過ごせる時間が増えている。 10➡1 仰向けで寝ても痛くなくなっている

11診目 7日後 2.3日前から更に気にせず過ごせる時間が増えている。痛み・痺れというより違和感に変わっている。次の治療以降 2週間に1回のペースに

12診目 約2週間後 痛み・痺れなく過ごせている。右足と比べると重い感じはする。

13診目 約2週間後 痛み・痺れなく過ごせている。違和感もない。一日、掃除でかなり身体に負担になる日があったが下肢の症状は再発せず、翌日に少し腰が筋肉痛になる程度だった。

患者さんと話し合い、ほぼ1カ月症状の再発がなく過ごせている為、

症状が出たら早めの来院を促し

この日で略治とし治療を終了した。

 

使用したツボ

手先 足先 肘 腰 のツボ

 

 

 

投稿者: 當山鍼灸院

2023.05.26更新

吐き気

患者さん】 女性

季節】  冬

主訴】 吐き気・頭痛 

来院時の詳しい症状

2週間前から吐き気が続いている。午前中はあまり感じないが、午後になるにつれて

胸から上に気持ち悪さがでて、吐き気がする。頭痛も出る回数が増えて困っている。

仕事復帰して1ヵ月 疲れやストレスがたまっているのかもしれないとのこと。

 

鍼治療と経過

吐き気症状の緩和と頚肩~背部の緊張緩和を目的に鍼治療を行った。

鍼は、下腿部 手先のツボ 8ヶ所のツボを使用した。

その場では、楽になったような気がする程度。

様子をみて症状が続くようなら早めの来院を促し終了した。

 

その後、来院がないなか、2人患者さんを紹介してくれた。

5か月後に2回目の来院。前回の鍼治療後から、吐き気症状はなくなり、頭痛もほぼ出ていないと

報告をうけた。今回の来院は別の症状なので、早く良くなるように今後も診ていきます。

 

【使用したツボ】

下腿部 手先

 

 

投稿者: 當山鍼灸院

2023.04.26更新

脊柱管狭窄症

 

患者さん】 80代 男性

 

季節】  春

 

主訴】 左臀部 左下腿部の痛み 痺れ

 

来院理由と症状】 6カ月前、ボーリングをしている時に下腿部が痛くなり、整形外科を受診。

脊柱管狭窄症と診断される。6か月間、リハビリをするも症状に変化が出ず、東洋医学の

治療に切り替えてみようと思いお孫さんが来院したこともある当院を受診。

●歩くときに痛み痺れが、左臀部 左下腿部外側に出る ビリビリする感じ

 

鍼灸治療と経過

左臀部と左下腿部の症状を緩和することを目指し鍼灸治療をおこなった。

 

1診目 腰、足、手 の7か所に鍼治療を行った。臀部は楽になった気がするとのこと

2診目 5日後 左臀部は症状が落ち着いている。歩くのが速くなった実感がある。左下腿部は変わらず

3診目 2日後 周りからも歩行のスピードが速くなっていると言われる。辛さが半分くらいに。

4診目 3日後 600m歩いた。まだ症状はあるが楽になっている

5診目 4日後 まだ症状はある 辛さ 10➡3

6診目 一週間後 同じ

7診目 一週間後 だいぶ良くなっているがまだ残る

8診目 一週間後 ほぼ良くなっている。痺れほとんど感じない。長く歩けるようになった。

9診目 二週間後 痛み・痺れなく過ごすことが出来ている。趣味のボーリングや盆栽の作業も

こなすことが出来ている

9診目を終えた現時点では、2週間 痛み・痺れなく過ごすことが出来ている。

当分の間は、2週間に1回のペースで様子を見ていく予定です。

 

※追記 10診目 2週間後 痛み・痺れなく過ごすことが出来ている。趣味の盆栽の植え替えで

40キロ近くあるものを動かしたりしたが大丈夫だった

11診目 1か月後に来院 調子良く過ごせている。症状は全く出ていない

12診目 1か月後に来院 調子良く過ごせている 約3カ月 症状出ていない

使用したツボ

手先 足先 腰 背中

 

投稿者: 當山鍼灸院

2023.03.09更新

股関節の痛み

 

患者さん 

 女性

 

季節

 冬

 

主訴

左股関節の痛み

左大腿内側の知覚鈍麻

 

症状

17日前から左の股関節痛 左大腿部の内側 痺れと痛みが

でている。最初は生理痛かと思っていたが生理終わっても痛みが続いている

痛みは鈍痛で動くときも痛いが、

夜寝ていても痛みで目が覚める。

病院ではヘルニアの可能性があると言われたとのこと。

 

鍼灸治療と経過

股関節周りの緊張を解き、痛みやしびれの解消を目指し

鍼治療を行った。

鍼は腰 下腿部 手先に毎回7本ほど。

1診目 仰向けで鍼治療中、股関節に痛みが出たり、引いたりを繰り返していた

2診目は1週間後 来院時には左の股関節痛、痺れはなくなり、夜も眠れているとのこと

ただ、左の大腿内側を触ると感覚が鈍い。

3診目 1週間後 大腿内側の感覚まだ悪い 股関節の痛みなどは出ていない。

少し視点を変えて、鍼治療を行う。その場で感覚に変化が出る。完全ではないが

触った感覚が来院時より良くなっている。

 

4診目 2週間後 来院時には大腿内側の感覚が鈍いのはほとんど気にならない

同様の治療を行う

5診目 3週間後 症状は出ていない。感覚も正常に戻った。 重い物持ったり、長時間歩くと

左腰が痛むことがあるが、日常生活では最初のお悩みは出ていない。

 

今回の鍼治療以降は、月に一度の間隔で経過を見ていくことになった。

再発をさせないように気をつけながら診ていきます。

 

※更に一か月後、腰 股関節の痛みなく、大腿内側の感覚も違和感なく過ごすことができている。

※2か月後に来院。 再発なく過ごせている

 

 

使用したツボ

腰 下腿部 手先

 

 

 

投稿者: 當山鍼灸院

2023.02.27更新

左耳の突発性難聴

【患者さん】

 男性

【時期】

 冬

【主訴】

左耳の聞こえが悪い

 

【症状】

2日前の夕方16:00頃、左耳があまり聞こえていないことに気づく。

もしかしたら数日前から聞こてなかったのかも。

今朝は近くで大きな声で喋ってくれると音は聞き取れる

感覚的には低い音が聞こえづらい 高い音はキンキンするけど聞こえる。

発症後一日目に、連絡を頂いていたが、病院の受診を促し、

この日の来院となった。病院では左耳の突発性難聴と診断された。

検査の紙を見せてもらうと、

125hz 【70db】 250hz 【75db】 500hz 【65db】 

1000hz【60db】 2000hz 【60db】 8000hz 【70db】

と全体的に数値が下がっていた。 高音に関しては、右耳も同様に下がっており、

もしかしたら高音は元々下がっていたが気付いていなかったかもしれない。

 

【鍼灸治療と経過】

病院での治療を優先しながら、鍼灸治療を行った。

首周りの緊張・背中のもっちり感を取ることを目的に

主に手先 背中 下腿部 臀部のツボを毎回7か所ほど選び

鍼灸治療を行った。

 

2診目 2日後 10➡6 少しずつ聞こえてきた。 閉塞感も減っている。

3診目 翌日 昨日よりも更に良くなっている感じ

4診目 2日後 片耳押えてもテレビの音が拾えるように 

※この日は脈が飛んでいた

5診目 2日後 数値は完全ではないが少しずつ良くなっている

その後は週2回のペースで鍼灸治療を行う。

 

9回目の時点で本人的には日常生活で耳の不調は感じていない。

気にしていない。

検査の数値は、最初の頃に比べると良くなっているが完全ではなく

一番高い音に関してはほぼ変化なし。

 

ただ最初の頃の検査と比べると改善が見られる

500hz 1000hzに関しては正常値に戻ってくれた。

125hz【35db】250hz【35db】500hz【20db】1000hz【20db】

2000hz【40db】 4000hz【40db】8000hz【70db】

 

他の症状もあるため、継続して来院中。

他の症状も良くしながら、更に耳の調子が良くなるように

今後も治療をしていきます。

 

病院での早期治療が改善に大きく関与した可能性

早い段階ではまず病院に必ず行くことをおススメしています。

鍼灸がどこまで作用したのかは、はっきりしないが

患者さんの改善が見られて良かったです。

 

 

【使用したツボ】

手先 足先 背部 臀部 下腿部 毎回7か所ほど

  

 

 

 

投稿者: 當山鍼灸院

前へ 前へ

SEARCH

CATEGORY

  • 當山指圧鍼灸接骨院オフィシャルブログ
  • 接骨院・整骨院ガイド
side_inq.png